
この記事のもくじ
- 0.1 徳島ラーメンの5つの特徴【結論】
- 0.2 特徴1:3系統のスープ——茶系・黄系・白系の多様性
- 0.3 特徴2:甘辛く煮た豚バラ肉——すき焼きのようなトッピング
- 0.4 特徴3:生卵を入れる食文化——全国でも珍しいトッピング
- 0.5 特徴4:甘辛い醤油ダレ——徳島特有の味付け
- 0.6 特徴5:ご飯と一緒に食べる文化——「おかずラーメン」という発想
- 0.7 他県ラーメンとの違い——徳島ラーメンの独自性
- 0.8 徳島ラーメンの歴史——70年以上の物語
- 0.9 自宅で徳島ラーメンの特徴を味わう方法
- 0.10 よくある質問——徳島ラーメンの疑問を解決
- 0.11 まとめ:徳島ラーメンは「すき焼き風ラーメン」
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徳島ラーメンの5つの特徴【結論】
まずは結論から。徳島ラーメンには、次の5つの大きな特徴があります。
- 3系統のスープ:茶系・黄系・白系という異なるスタイルが併存
- 甘辛く煮た豚バラ肉:チャーシューではなく、すき焼きのような薄切り豚バラ肉
- 生卵トッピング:全国でも珍しい「ラーメンに生卵」文化
- 甘辛い醤油ダレ:徳島特産の甘い醤油を使った独特の味付け
- ご飯と一緒に食べる:「おかずとしてのラーメン」という独自の位置づけ
これらの特徴が複雑に絡み合って、「すき焼き風ラーメン」とも呼ばれる独特の味わいを生み出しています。それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴1:3系統のスープ——茶系・黄系・白系の多様性
徳島ラーメンの最大の特徴は、一つの県内で3つの異なるスープスタイルが共存していることです。同じ「徳島ラーメン」でも、店によって味わいがまったく違います。
茶系(濃厚醤油豚骨)——全国に知られる「徳島系」
茶系は、徳島ラーメンを全国に広めた立役者です。1998年に「中華そばいのたに」が新横浜ラーメン博物館に出店したことで、「20世紀最後のご当地ラーメン」として一躍脚光を浴びました。
茶系の特徴:

- 豚骨スープに濃口醤油・たまり醤油を合わせた濃い茶褐色
- 濃厚で甘辛く、「すき焼き風」と表現される味わい
- 甘辛い豚バラ肉と生卵が標準トッピング
- 徳島市内に最も多く、観光客に人気
代表的な店としては、元祖の「いのたに」、生卵無料食べ放題で有名な「ラーメン東大」、百名店にも選ばれた「支那そば王王軒」などがあります。東京や大阪など県外に支店を持つ店も多く、徳島ラーメンといえばこの茶系をイメージする人がほとんどでしょう。
黄系(鶏ガラ中華そば)——地元民に愛される「鳴門系」
意外に知られていませんが、黄系は茶系に劣らないほど店舗数が多いスタイルです。鳴門市を中心に、徳島市内にも多数の店があります。
黄系の特徴:

- 鶏ガラ・野菜・豚骨を薄口醤油で味付けした黄金色のスープ
- あっさり、マイルド、やさしい味わい
- 透明感のある美しいスープ
- 老若男女に親しまれる、飲み干せる優しさ
代表店は「らーめん三八(さんぱ)」「銀座一福」など。特に「銀座一福」は1951年創業の老舗で、野菜(キャベツ・人参・玉ねぎ)と豚骨を煮込んだスープに極細麺を合わせる独自のスタイルを貫いています。地元の人に「徳島ラーメンといえば?」と聞くと、茶系派と黄系派でほぼ半々に分かれるほど、根強い人気があります。
白系(豚骨)——希少な「小松島系」
白系は3系統の中で最も希少で、徳島ラーメンのルーツともされています。小松島市を中心に展開していましたが、後継者不足で閉店が相次ぎ、現在では数店舗しか残っていません。
白系の特徴:

- 豚骨スープに薄口醤油・白醤油を合わせた乳白色
- あっさりしながらもコクがある
- 臭みのないまろやかな豚骨の旨味
- 後味すっきり、食べやすい
代表店は1951年創業の「岡本中華」。小松島港で働く船員たちに屋台で提供していたのが始まりとされ、70年以上続く老舗です。白系を味わえる店は貴重なので、見かけたらぜひ試してみることをおすすめします。
| 系統 | ベース | 色 | 味わい | 主な地域 |
|---|---|---|---|---|
| 茶系 | 豚骨+濃口醤油 | 濃い茶褐色 | 濃厚・甘辛い | 徳島市中心 |
| 黄系 | 鶏ガラ+野菜+豚骨 | 黄金色 | あっさり・マイルド | 鳴門市中心 |
| 白系 | 豚骨+薄口醤油 | 乳白色 | まろやか・後味すっきり | 小松島市(希少) |
特徴2:甘辛く煮た豚バラ肉——すき焼きのようなトッピング

徳島ラーメンを初めて見た人が驚くのが、チャーシューではなく薄切りの豚バラ肉がトッピングされていることです。この豚バラ肉、ただの肉ではありません。
豚バラ肉の秘密
徳島ラーメンの豚バラ肉は、醤油・砂糖・みりんなどですき焼きのように甘辛く煮込んだものです。しっかりと味が染みており、これだけでも十分にご飯のおかずになります。実際、地元の人の中には「肉だけ食べてご飯を食べる」という楽しみ方をする人もいるほどです。
豚バラ肉文化の始まり
この豚バラ肉スタイルは、1951年創業の「銀座一福」が元祖という説があります。初代店主がチャーシューから豚バラ肉に変更したとされています。また、1963年頃に「広東」が豚バラ肉スタイルをヒットさせたという説もあり、昭和30年代後半から徐々に広まっていったようです。
この豚バラ肉と濃厚なスープ、そして後述する生卵が合わさることで、徳島ラーメン独特の「すき焼き風」という味わいが生まれています。初めて食べる人は、ラーメンなのにすき焼きを連想する不思議な体験をすることでしょう。
特徴3:生卵を入れる食文化——全国でも珍しいトッピング

徳島ラーメンのもう一つの大きな特徴が、生卵をトッピングする文化です。ラーメンに生卵を入れる地域は、全国を見渡しても徳島、宮崎、京都の一部のみとされており、非常に珍しい食べ方です。
なぜ生卵を入れるのか?
生卵を入れる理由は、主に2つあります。
- 濃厚なスープをまろやかにする:茶系の豚骨醤油スープは濃厚で塩気も強いため、生卵を入れることでマイルドになり、食べやすくなります。
- すき焼き風の味わいを完成させる:生卵+甘辛い豚バラ肉+濃いスープの組み合わせが、すき焼きの「肉を卵に絡めて食べる」感覚を生み出します。
生卵文化の歴史
生卵文化は昭和30年代末〜昭和40年頃(1963〜1965年頃)に始まったとされています。「広東」「いのたに」が「肉」「玉子」スタイルを提供し始め、徐々に茶系の店で広まりました。その後、白系の店にも逆輸入される形で定着していきました。
生卵の提供スタイル
生卵の提供方法は店によって異なります。
- 無料の店:「ラーメン東大」では1999年の創業時から生卵無料・食べ放題サービスを実施
- 有料の店:多くの店では50〜100円程度で提供(いのたに:50円、ひろ家・ぱどる:80円など)
おすすめの食べ方
「ラーメン東大」が推奨する食べ方は次の通りです。
- まずはそのまま麺とスープを味わう
- 途中で生卵を小皿に割り、かき混ぜる
- 麺や豚バラ肉を卵に絡めて食べる
- 残ったスープに卵を入れてかき混ぜ、まろやかなスープを楽しむ
一杯で二度楽しめるのが、生卵トッピングの魅力です。ただし、地元の人の中には生卵を入れずに食べる人も多く、必須というわけではありません。お好みで楽しんでください。
特徴4:甘辛い醤油ダレ——徳島特有の味付け
徳島ラーメンのスープを一口飲んで「甘い!」と感じる人は少なくありません。これは、徳島特産の甘い醤油が影響しています。
醤油の使い分けと味わい
3系統それぞれで醤油の使い方が異なります。
- 茶系:濃口醤油・たまり醤油 → 濃い茶色のスープ、しっかりとした醤油の風味
- 白系:薄口醤油・白醤油 → 白濁したまま、醤油の色が目立たない
- 黄系:薄口醤油 → 薄い黄金色、すっきりとした味わい
特に茶系のスープは、砂糖や甘い醤油を使った甘辛い味付けが特徴的です。豚バラ肉の甘辛煮込みとスープが相まって、「すき焼き風」と表現される独特の味わいを生み出しています。
一見、こってり濃い印象ですが、実は塩分は少なめでマイルドな仕上がりの店も多いのです。これは、白ご飯との相性を意識した設計になっているため。スープを飲み干せるほど優しい味わいの店もあります。
特徴5:ご飯と一緒に食べる文化——「おかずラーメン」という発想

徳島ラーメンのもう一つの大きな特徴が、ご飯と一緒に食べる文化です。これは他のご当地ラーメンにはあまり見られない、徳島独自の楽しみ方です。
なぜご飯と一緒に食べるのか?
徳島ラーメンは、ラーメンでありながら「おかず」としての役割を持っています。
- 濃い味のスープと甘辛い豚バラ肉が、白ご飯と抜群に合う
- 生卵を絡めた肉をご飯に乗せて食べる楽しみ
- 最後にスープをご飯にかけて「雑炊風」にする地元流の食べ方も
ほとんどの店で「白ご飯」がメニューにあり、ライス無料サービスやおかわり無料の店も存在します。博多ラーメンの「替え玉」文化とは対照的に、徳島には替え玉文化はほとんどありません。その代わりにあるのが、この「ご飯文化」なのです。
小ぶりな丼の秘密
徳島ラーメンでは、全国のラーメン店より小さな丼が使われています。これは単なる偶然ではありません。
「徳島用」と呼ばれる専用の丼

この小ぶりな丼は「徳島用」と呼ばれ、屋台・出前時代の名残です。ご飯と一緒に食べることを前提に、ラーメン単体の量を抑えて設計されています。製造元で廃盤後も、徳島の店舗が別注で製造を続けるほど独自のものです。
また、徳島には「まけまけいっぱい」(器からあふれんばかりに盛る)を好む県民性があり、小さな丼に具材がたっぷり盛られるのも特徴の一つです。
他県ラーメンとの違い——徳島ラーメンの独自性
ここまで徳島ラーメンの特徴を見てきましたが、他のご当地ラーメンと比べると、その独自性がより際立ちます。
博多ラーメンとの違い

「豚骨スープ」という共通点がありながら、実は全く異なるラーメンです。
| 項目 | 徳島ラーメン(茶系) | 博多ラーメン |
|---|---|---|
| スープ | 豚骨醤油(茶色い濁ったスープ)、甘辛い | 豚骨(白濁したクリーミーなスープ) |
| 麺 | 中細ストレート麺、やや柔らかめ | 極細ストレート麺、硬めが主流 |
| トッピング | 甘辛く煮た豚バラ肉、生卵、もやし | チャーシュー、紅しょうが、きくらげ |
| 食べ方 | ご飯と一緒に | 替え玉文化 |
博多ラーメンは「麺を楽しむラーメン」、徳島ラーメンは「おかずとしてのラーメン」と言えるでしょう。
和歌山ラーメンとの違い

「醤油豚骨」という点で似ていますが、決定的な違いがあります。
| 項目 | 徳島ラーメン(茶系) | 和歌山ラーメン |
|---|---|---|
| 生卵文化 | あり(標準トッピング) | なし(ゆで卵が卓上に) |
| トッピング | 甘辛豚バラ肉 | かまぼこ(千代巻)、チャーシュー |
| サイドメニュー | 白ご飯 | 早寿司(鯖の押し寿司) |
どちらも地元では「中華そば」と呼ばれ、細めのストレート麺を使うという共通点はありますが、食文化としては大きく異なります。
家系ラーメンとの違い

同じく豚骨醤油ベースですが、コンセプトが全く違います。
| 項目 | 徳島ラーメン(茶系) | 家系ラーメン |
|---|---|---|
| スープの特徴 | 甘みがあり、まろやか | キレのある醤油、鶏油の香ばしさ |
| 麺 | 中細ストレート麺、柔らかめ | 中太~太麺、コシが強い |
| トッピング | 甘辛豚バラ肉、生卵 | ほうれん草、海苔3枚 |
| カスタマイズ | 肉増し、卵追加程度 | 味の濃さ・麺の固さ・油の量を選択可能 |
家系ラーメンが「カスタマイズの自由度」を重視するのに対し、徳島ラーメンは「完成された一杯」を提供するスタイルです。
徳島ラーメン独自の7つの要素
他のご当地ラーメンと比較すると、徳島ラーメンには次のような独自要素があります。
- 生卵トッピングが標準 – 他のご当地ラーメンでは珍しい
- 甘辛く煮た豚バラ肉 – チャーシューではない独自のトッピング
- すき焼き風の味わい – 生卵+甘辛い肉+濃いスープの組み合わせ
- 小ぶりの丼 – 「徳島用」と呼ばれる独自サイズ
- ご飯と一緒に食べる文化 – 替え玉ではなくご飯
- 3系統のスープが併存 – 茶系・白系・黄系の多様性
- 日本ハムとの歴史的関係 – 豚骨が安価に供給された背景
徳島ラーメンの歴史——70年以上の物語
徳島ラーメンは、1998年の新横浜ラーメン博物館出店で全国に知られるようになりましたが、実は70年以上の長い歴史を持っています。
徳島食肉加工場(後の日本ハム)創設。1日に約100頭もの豚が解体され、大量の豚骨が安価で供給されるようになる。これが徳島ラーメン発展の基礎に。
小松島市で二木弘氏・笠井幸雄氏の共同経営による中華そば屋台が始まる(最初期の記録)。
徳島市内に屋台が広がり、徳島ラーメンの実質的な誕生。小松島港で働く船員や労働者に親しまれる。
徳島市でうどん店とラーメン店の件数が逆転。ラーメン文化の完全な定着を示す象徴的な出来事。
「いのたに」が新横浜ラーメン博物館に期間限定出店。「20世紀最後のご当地ラーメン」として全国に紹介され、徳島ラーメンブームが到来。
徳島県内に約255店舗。全国展開・海外展開も進み、徳島を代表するソウルフードとして確立。
徳島ハム(現・日本ハム)との深い関係

徳島ラーメンの歴史を語る上で欠かせないのが、日本ハム(旧・徳島食肉加工場)の存在です。
1942年に徳島市に設立された徳島食肉加工場では、1日に約100頭もの豚が解体され、大量の豚骨・豚ガラが安価で供給されました。当時の徳島ハム勤務者が小松島市の「岡本中華」まで豚ガラを自転車で運んでいたという証言も残っています。この豊富で安価な豚骨が、徳島ラーメンの豚骨スープ文化を支えました。
また、小松島港の繁栄も重要です。戦後、小松島港は関西との客船往来の拠点で、港で働く船員・労働者に屋台でラーメンが提供され、「庶民の空腹を満たす」食事として発展していきました。
「徳島ラーメン」という名称の由来
実は、地元では今でも「中華そば」「支那そば」と呼ばれることが多く、「徳島ラーメン」という呼称は比較的新しいものです。
「徳島ラーメン」という名前は、1998年の新横浜ラーメン博物館出店時に命名されたものです。博物館の武内伸氏が徳島を調査し、「真っ黒いスープにチャーシューではなくバラ肉、生卵が落とされている常識はずれの絵面」と評価して全国に紹介しました。
それまで徳島県民にとっては「当たり前の中華そば」だったものが、全国的には「徳島ラーメン」という特別な存在として認知されるようになったのです。
自宅で徳島ラーメンの特徴を味わう方法
ここまで徳島ラーメンの特徴を詳しく見てきました。「実際に食べてみたい!」と思った方も多いでしょう。でも、「徳島まで行くのは大変…」と思っていませんか?
実は、本場徳島の味を自宅で楽しむ方法があります。
本場の製麺所から直送される本格派
徳島には、地元のラーメン店にも麺を卸している製麺所がいくつかあります。そうした製麺所から直接購入すれば、プロと同じ品質の麺とスープを自宅で楽しめます。
本場徳島の製麺所から届く本格派セット
当店「マルメン製麺所」は、徳島県内だけではなく全国のラーメン店にも麺を卸している製麺所です。プロが使用するのと同じ品質の中細ストレート麺と、甘辛い豚バラ肉が映える茶系濃厚スープをセットでお届けしています。
- 本場徳島の製麺所直送:地元ラーメン店が使う本格的な麺
- 茶系の濃厚スープ:豚骨醤油の深いコクと甘辛い味わい
- 1食150円:25食セットで5,000円(送料別)
- みんなでシェア:同僚や家族と一緒に楽しめる大容量
こんな楽しみ方がおすすめ
【同僚とのランチ会に】
「徳島ラーメンって知ってる?生卵入れるんだよ」という話題で盛り上がりながら、みんなで食べ比べ。一人200円以下で本格的な体験ができます。
【家族との週末ディナーに】
お店で食べるより断然お得。トッピングの豚バラ肉や生卵、もやしを用意して、自宅で「徳島ラーメン屋さん」を開店。子どもたちも喜びます。
【一人暮らしのストック食として】
25食あれば、約1ヶ月間の夜食やランチに。簡単調理で本格的な味が楽しめるので、料理が苦手な方にもおすすめです。
よくある質問——徳島ラーメンの疑問を解決
Q1. 徳島ラーメンはすべて豚骨スープなの?
いいえ、違います。徳島ラーメンには3つの系統があり、黄系は鶏ガラや野菜をベースにしています。茶系と白系は豚骨ベースですが、味わいはまったく異なります。全国的に有名になったのが茶系の豚骨醤油だったため、「徳島ラーメン=豚骨」というイメージが広まりましたが、実際にはもっと多様です。
Q2. 茶系しかないの?
徳島市内は茶系が多いですが、黄系も茶系に劣らず店舗数があります。鳴門市には黄系が多く、小松島市には白系が残っています。地元の人に聞くと、茶系派と黄系派でほぼ半々に分かれるほど、どちらも人気があります。
Q3. 徳島ラーメンは辛いの?
いいえ、「辛い」のではなく「甘辛い」です。砂糖や甘い醤油を使った甘みのある味付けで、すき焼きのような甘じょっぱさが特徴です。辛さを期待して食べると驚くかもしれません。
Q4. すべての店で生卵無料なの?
いいえ、生卵は多くの店で有料(50円程度)です。無料なのは「ラーメン東大」など一部の店舗のみです。ただし、地元の人の中には生卵を入れずに食べる人も多く、必須というわけではありません。
Q5. 徳島ラーメンは新しいご当地ラーメン?
全国に知られるようになったのは1998年ですが、実際には1949年頃から70年以上の歴史があります。「20世紀最後のご当地ラーメン」として紹介されたのは、全国デビューが遅かったためです。地元では長く愛されてきた伝統の味です。
Q6. 「徳島ラーメン」が正式名称?
地元では今でも「中華そば」「支那そば」と呼ばれることが多く、「徳島ラーメン」は1998年の新横浜ラーメン博物館が命名した呼称です。お店でも「中華そば」と書かれているところが多いですよ。
まとめ:徳島ラーメンは「すき焼き風ラーメン」

徳島ラーメンの特徴を一言でまとめるなら、「すき焼き風ラーメン」です。
- 茶系・黄系・白系の3系統のスープが共存する多様性
- 甘辛く煮た豚バラ肉のトッピング
- 全国でも珍しい生卵を入れる食文化
- 徳島特産の甘い醤油を使った甘辛いタレ
- 白ご飯と一緒に食べる「おかずラーメン」という独自の位置づけ
これらの要素が複雑に絡み合って、他のどのご当地ラーメンとも違う独特の味わいを生み出しています。70年以上の歴史の中で、徳島の人々に愛され続けてきた理由がここにあります。
博多ラーメンや札幌ラーメンのような全国的な知名度はまだありませんが、それゆえに「知る人ぞ知る」特別な存在として、食通の間で高く評価されています。
次のアクションプラン
- まずは本場徳島で3系統を食べ比べ(旅行の際に)
- 地元の製麺所から取り寄せて自宅で体験
- 同僚や家族に「徳島ラーメンの豆知識」を披露
- お気に入りのスタイル(茶系・黄系・白系)を見つける
徳島ラーメンは、一度食べたら忘れられない味です。濃厚なスープに生卵を落とし、甘辛い豚バラ肉をほおばり、白ご飯と一緒に食べる——この独特の体験を、ぜひ一度お試しください。きっと、あなたも徳島ラーメンの虜になるはずです。






