現在お買い物カゴには何も入っていません。
こんにちは、忙しいママの味方、マルメン製麺所です。
毎月の生命保険料、無駄になっていませんか? 実は、多くの人が必要以上の保障に加入していて、保険料を無駄にしているのです。 でも大丈夫、今日は夫の必要な死亡保障額の計算方法をわかりやすく説明しますので、一緒に無駄な保険料を節約していきましょう!
この記事のもくじ
まずは、夫の年収を確認します。例えば、夫の年収が400万円だとしましょう。 次に、必要な保障期間を設定します。お子様が自立するまでの期間、例えば20年とします。
必要保障額は、年収 × 必要な保障期間で計算します。
400万円 × 20年 = 8,000万円
8,000万円あれば、20年間、夫の年収と同じ生活レベルを維持できるというわけです。
でも、ちょっと待ってください。遺族年金などの公的保障があれば、その分は差し引きます。
例えば、18歳未満の子供が2人いる場合、遺族年金の受給額は月15万円。
遺族年金は子どもが全員18歳になるまで多めにもらえます。一番下のお子さんが3歳だとすると、15年は15万円くらいもらえます。(実際は1人目の子どもが18歳になった時に月13万くらいになりますが、計算がややこしくなるので15年間15万円もらえる計算にします。)
15年間で計算すると、 8,000万円 – (15万円 × 12ヶ月 × 13年)= 5,660万円になります。
でも、まだ終わりません。亡くなった夫の生活費も差し引く必要があります。 夫の食費や趣味にかかっていた分は、もう必要ありませんからね。
例えば、夫の年間生活費が100万円だとすると、 5,660万円 – (100万円 × 20年)= 3,660万円。
最後に、住宅ローンの返済額も差し引きます。団体信用生命保険に加入していれば、夫の死亡時に住宅ローンの残債が保障されます。 ただし、ペアローンの場合は、夫名義の住宅ローン分のみ保障されるので注意が必要です。
例えば、夫名義の住宅ローン残債が1,000万円なら、 3,660万円 – 1,000万円 = 2,660万円。
これが、働くママが考える夫の必要死亡保障額の計算方法です。
定期的に保障額の見直しを行い、家族構成や収入の変化に合わせることが大切ですよ。
死亡保障額の計算ができたら、次は保険を選びましょう。大きな保障に備える保険は定期保険がおすすめです。定期保険は掛け捨てですが、少ない保険料で大きな保障を得られるのが特徴です。
この定期保険にも種類があり、保障額が変わらない「定期保険」と保障額が毎年減る「収入保障保険」があります。
毎年無事に生きられたら必要な保障の期間が減るので、実は必要保障額って毎年少なくなるんですよね。だから、入る保険は収入保障保険がおすすめです。
必要保障額2,600万円で20年間定期保険に入ると、保険料は毎月4,722円になります(35歳男性、ライフネット生命)
一方、同じくらいの保障額の収入保障保険に入ると、保険料は毎月2,097円になります(35歳男性、アクサ生命ネット完結保険)
毎月2,600円が20年間節約できるので、節約効果は624,000円にもなりますよ!!
保険の保障額設定は、冷蔵庫の整理みたいなものです。 必要なもの(年収、保障期間)は残しつつ、賞味期限切れ(公的保障、貯蓄、生活費、住宅ローン)は思い切って処分する。 そうすることで、すっきりとした冷蔵庫(生命保険)になるのです!
みなさんも、この記事を参考に、夫の死亡保障額を適切に設定して、無駄な保険料の節約にチャレンジしてみてくださいね!
※遺族年金の額などはおおよそです。詳しく知りたい方は専門家に相談することをお勧めします。
1級ファイナンシャルプランナー谷岡氏監修
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